ヴォクシーのエクステリア、コンセプトはCMの通り?

ヴォクシーのエクステリアは2014年のフルモデルチェンジで、さらにコンセプトとの一致が顕著になってきたイメージがありますね。

デビューしたのは2001年ですので、意外に思われる方もおられるかもしれませんが、すでに10年以上の歴史を積み上げてきているミニバンとなります。やはりヴォクシーのようなミニバンと呼ばれるクルマは、そのフォルムの特性上「ハコが走っている」という印象になりやすい傾向があります。

しかしその分、空間の広さは従来のセダンに比べて圧倒的に広いわけですね。ですので家族全員を乗せて、そこからさらに荷物もゆとりを持って積みたいファミリー層にはミニバンに対する潜在的なニーズがずっとあったのでしょう。

そこをいち早く突いてきたのがこのトヨタのヴォクシーですね。初代のヴォクシーはそんな「家族で余裕を持って使えるミニバンなのだけれど、決して箱が走っているようなダサい雰囲気にしてはいけない」という努力がエクステリアからも感じられます。

では具体的にヴォクシーはどういう方向で「ダサい雰囲気を消す」という努力をしたのでしょうか?たとえば最近の軽自動車であれば「安っぽい雰囲気を消す」という努力として、可愛らしいエクステリアになったモデルがあったり、逆に高級感のある攻撃的になったモデルもあります。

こういった方向性というのはクルマにとってとても重要ではないかと思いますが、ヴォクシーの場合はまさにテレビのCMの通り「カッコイイ父親」がコンセプトとなっています。こういう分かりやすいコンセプトというのは車を選ぶ上で実はとても便利だったりします。

なぜなら、車のあらゆる要素についてそのコンセプトがどう表現されているかを検討すれば、クルマの価値がよく見えてくるからなんですね。

それではヴォクシーのエクステリアはどうなっているのでしょうか?「カッコイイ父親」というコンセプトでエクステリアを見ていきましょう。

ヴォクシーのエクステリア、だたの箱ではないそのスタイリング

ヴォクシーのエクステリアで、一際目を引くのがそのフェイス周りです。現行の3代目となるヴォクシーはとてもスタイリッシュかつ攻撃的なデザインになっていますね。

全体的にはスポーティな流線形を感じさせるイメージがあるのですが、部分部分をチェックしていくと、まるで小さな男の子が喜びそうな「戦うロボット」をイメージさせるハードで角ばったイメージも感じさせます。こういった小さな男の子が喜びそうな戦うロボットのようなイメージを放つエクステリアというのはミニバンならではと言ってもいいかもしれません。

セダンではとてもこういった雰囲気は出せませんし、ステーションワゴンでも難しいでしょう。ここまでトヨタが計算していたのかどうかは分かりませんが、スタイリングの仕上がりとしてはまさに「カッコイイ父親」をイメージさせる、ハードでありながらハード過ぎない。

丸みもあるけど可愛いわけではない。そんな絶妙のバランスが取られています。これは2001年のデビュー以来、「ダサくないミニバン」ということを研究し続けてきた歴史の厚みがあるからこそではないでしょうか。

ヴォクシーのエクステリア、カラーリングはどうなっている?

ヴォクシーのエクステリア、次にカラーリングのバリエーションをチェックしておきましょう。やはりここでも「カッコイイ父親」というコンセプトの通り、クール系の色がラインナップされています。

各カラーとも、「その色がどんな父親像をイメージさせるか?」というのが分かりやすいですね。そんな選べるカラーリングは全部で7種類となっていて、一部はメーカーオプションとなっています。

ヴォクシーのカラーバリエーション、まとめ

■ホワイトパールクリスタルシャイン(メーカーオプション)

■シルバーメタリック

■ブラック

■ブラッキッシュアゲハガラスフレーク(メーカーオプション)

■オーシャンミントメタリック

■ダークバイオレットマイカメタリック

ヴォクシーのエクステリア、フェイス周りはどうなっている

ヴォクシーの競合と言えば、まず代表的なのが日産のセレナですよね。

そしてホンダのステップワゴン。ヴォクシーとあわせたこの3台のモデルがミニバンを選ぼうとしている方にとって比較対象となる競合になるかと思います。

そのなかで最もクールでハードなフェイス周りとなっているのが、現行のヴォクシーではないかと思います。セレナもモデルチェンジを行ってややハードなフェイス周りとはなりましたが、それでもヴォクシーの持つ「カッコイイ父親」のイメージと比べるとやや柔らかさを感じます。

ホンダのステップワゴンについては、ホンダならではのコダワリ感というのが感じられますが「ハードさ」という意味ではあまり強い押し出し感はありません。

ですので、クルマ選びについて「カッコイイ父親」というコンセプトをそのままOKとできるご家庭であれば、とても良い候補となるクルマではないかと思います。端的に言えば、クルマ選びについて父親が主導権をお持ちのご家庭ですね。

最近ではクルマ選びの主導権について、母親がそれを持っているご家庭も少なくありません。なぜなら母親が日常的にクルマを使うようになっているからです。

一昔前とは大きく違う点ですね。そういった母親の中には大きなクルマの運転に不安を感じる方もおられます。

そういったご家庭でのクルマ選びは、ヴォクシーとの比較対象がタントになったりするご家庭もあるかもしれませんが、父親が主導権を持つご家庭で、母親もミニバンの運転について特に何も問題がなければ、とても良い選択肢ではないでしょうか。

 まとめ

ヴォクシーのエクステリアについてご紹介をいたしましたが、いかがでしたでしょうか?とても分かりやすいコンセプトで、しかもそのコンセプトをエクステリアにしっかりと反映してきている現行の3代目ヴォクシー。

ミニバンというのは思っている以上に大きく迫力がありますので、ヴォクシーのエクステリアが気になる方は、ぜひ実際にお店に足を運んで、実物をご覧になってみていただければと思います。

ヴォクシーのインテリアには、優しさが配置されている?

2001年にデビューしたミニバンのヴォクシー。それまでのミニバンというのは、どちらかというと「ビジネス使用で荷物をたくさん載せて運ぶための車」というイメージがありました。

税制面でのこともあってミニバンの方がビジネス使用でもお得だというのがあったのだと思います。しかしそれを家庭向け、子どもがいるファミリー層へと提案できるモデルへと変えたのがヴォクシーです。

子どもさんがおられるご家庭なら簡単にイメージできるのではないかと思いますが、子どもを連れて家族で出かけるとなった時、それまで主流だったセダンではどうしても狭さを感じてしまいます。

通常のセダンは5人乗りではありますが、5人乗るとぎゅうぎゅう詰めという感じもします。また、天井も低く、何かと子どものための動かないといけないお母さんにとってはその狭いインテリアが不便だった部分も否めません。

それらのニーズに初代モデルからいきなり応えきったのがヴォクシーです。もう10年以上も前にデビューしたヴォクシーは、今でも支持され続けていて2014年には3代目となるヴォクシーが登場しました。

ではその10年以上の歴史の中でヴォクシーが積み上げてきたものは何だったのか?という事を考えると、それは「変わらないコンセプト」と「コンセプトの徹底」ではないかと感じます。

テレビのCMでもお馴染みの通り、ヴォクシー=カッコイイ父親、というイメージがしっかりと定着しています。ではその「カッコイイ父親」はどのように表現されているのか?分かりやすくいえば「外見はカッコよく、中身は優しい」そんな理想の父親像がヴォクシーには活かされていると感じざるを得ません。

つまり、エクステリアはハードでカッコよく。そしてインテリアは使いやすく優しく。そんな仕上がりとなっています。

 ヴォクシーのインテリア、室内空間のデータを見てみよう

ヴォクシーのインテリアをチェックするにあたって、まずは具体的な室内空間のデータをチェックしてみたいと思います。ミニバンに求めるものはまず広い室内空間です。

その気になれば車の中で歩き回れる、というのばミニバンの特徴の一つですが、まずは室内長が2,930mmとなっています。これはさすがにミニバンならではですね。

「とても広い」と言われる軽自動車のタントやn-boxが2,000mm~2,200mmほどだというのを考えると、圧倒的な室内長を持っています。最近ではDIYが流行っていて、主婦の方がご自身でお家をリフォームされる方もおられるそうですが、長さのある角材を購入した際に、軽自動車では積むのが厳しい場面もあるそうです。

しかし2,930mmがあれば長めの角材でもしっかりと積み込めますね。

室内高については1,400mmとなっています。大人であればかがんで車内を行き来できますし、小学生くらいまでの子どもであれば、そのまま立って車内を自由に歩き回れるだけの高さがあります。ミニバンはこういった室内空間の余裕が魅力の一つですね。

ヴォクシーのインテリア、ママが運転することにも配慮

ヴォクシーのインテリアでチェックしたい部分の一つが運転席周りではないでしょうか?カッコイイ父親がコンセプトであると言っても、そこはやっぱり家族のためのミニバン。「平日はママが運転」というご家庭も多いハズです。

ヴォクシーの運転席周りは、そういった現実的な部分にもしっかりと配慮されています。コンセプトが崩れないように、カラーリングや全体的なフォルム、雰囲気といった部分には「カッコよさ」が意識されていますが、配置や見やすさ、使いやすさといった部分は明らかに「ママさん向け」という工夫を感じます。

シフトレバーの位置は、これはもはや常識となるインパネシフト。

スタータースイッチはハンドル右側に配置されています。もともとキーを差すのが右側だったという事もあって、あまり車に慣れてない女性の場合は同じ右側にスタータースイッチがある方が使いやすさを感じる場面もあるのではないかと思います。

続いてエアコン周辺ですが、分かりやすくスッキリとまとめてありますね。メーターに関しては運転席の目の前に、大きく見やすく配置されています。

 ヴォクシーは分かりやすさが売り?

ヴォクシーのインテリアをチェックしていて感じるのは、至る所に分かりやすいさや使いやすさといった「優しさ」が込められている事です。

もちろんそうでないと競合なるライバルに勝てないという現実的な部分もあると思います。特に、車の運転がさほど得意ではなかったり、家計を厳しく管理している「母親」という立場からも厳しい目でチェックされるミニバンというカテゴリーでは「わかりにくいクルマ」というのは嫌われてしまうでしょう。

しかしそれと同時にやはり「カッコイイ父親」というコンセプトが活かされているのも感じて、とてもバランスの良い仕上がりとなっていますね。

 ヴォクシーのインテリア、シートアレンジもチェック

ヴォクシーなどのミニバンのインテリアをチェックする上で欠かせないのがシートアレンジですが、基本的なシートアレンジは全て可能となっています。

2列目3列目を倒して広い空間を作ったり、2列目シートを目いっぱい後ろに下げれば「子どもが着替えられるほどのスペースが作れる」といったアレンジも可能です。

まとめ

ヴォクシーのインテリアをチェックしましたが、いかがでしょうか?

ヴォクシーの売りの一つは「分かりやすいコンセプト」ではないかと思いますが、それが見事に徹底され、表現されていますね。

ヴォクシーのインテリアが気になる方は、ぜひ一度、お店に足を運んでチェックされてみてはいかがでしょうか。